男性育休100%を目指して
社長の伊藤ちひろです。
当社で男性が初めて育休を取得したのは2020年、主任の大川さんでした。大川さんは入社11年目で、製造現場で 最もカバー範囲の 広い事業部で活躍しています。
私は5才と1才の子供がおり、仕事と家庭の両立のためには、会社の制度をうまく使うことと、家族の協力が大切だと実感しています。この記事では、4年前、初めて取得された時の話を振り返った対談の記録をお届けします。
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ちひろ社長:息子さんはもう4才ですか!うちは5才と1才の姉妹。子どもかわいいですよね。
大川主任:目に入れても痛くないです。男親の僕が息子にこれほど甘あまになるとは予想外でした!笑
社長:育休は産後すぐの1ヶ月間でしたね。奥さんの反応はどうでしたか?
大川:取得できると聞いて喜んでくれました!2020年というと、男性育休推進っていいながら取れん会社も多いって聞いていたのですが、上司に1ヶ月ほしいと申し出たら「ええで!」と即答でした。サラッと承認されたんで、奥さんが「良い会社やね~」って言ってました。
社長:育休中は奥さんと どんな分担で生活されたんですか?
大川:「夜勤」と称して夜中は僕がミルクや寝かしつけをしました。家事は料理以外なんでもやりました。朝に奥さんと交代。仕事復帰の時、昼夜逆転がなおるか心配でしたが数日で戻れました。
社長:「名ばかり育休」ではなく、ほんとにしっかりやりましたね。今の生活はどうですか?
大川:奥さんも別の会社に仕事復帰していますが、僕の両親も近くにいるので生活は大丈夫です。
社長:男性社員の言う「大丈夫です」は本人だけが大丈夫で奥さんに しわ寄せがいっている 可能性があるから気になって、ツッコんで話を聞くことが多いのですが、大川家は本当に大丈夫そうで良かったです。奥さんは当社の 社員ではないけど、奥さんまで含め子育てしやすい制度づくりをしていかなくてはと思っています。
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大川さんの取得事例ができたことで、最近では、溶接事業部の男性が、さらに長く4か月取得へとつながっています。復帰されたら、その方のお話も紹介したいと思います。お楽しみに!
代表取締役社長 伊藤ちひろ