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《部門めぐり#03》 一貫生産の司令塔 生産管理部

シリーズ「部門めぐり」では、一貫生産における様々な仕事をご紹介しています。今回は、生産管理部です。みなさんはバックオフィスと聞くと、どんな仕事を思い浮かべますか?総務・人事・経理などでしょうか。これらはどんな業種の会社にもありますね。でも、それだけではありません。製造業ならではのオフィス部門があるんですよ。生産管理部の鈴木さんと伊藤さんに伺いましょう。

 

▶ずばり、生産管理部のミッションは何でしょうか?

 

受注から納品までの全ての流れをコントロールすることです。日々、様々な製品を作っているのですが、それぞれの納期に合うよう、各工程の進捗を管理しています。

 

▶生産管理部は全ての部門と関わっているのですね。

 

そうですね、全ての部門、すべての社員と関わりますね。たくさん会話をしてみんなに顔を覚えてもらっています。

 

▶具体的にはどのように各部門を指揮していくのですか?

 

まず、営業部が案件を受注し、設計開発部で図面をつくります。その図面を生産管理システムに読み込ませると、作業指示書というものができます。これには、各工程で使う材料、加工内容、納期などが詳しく書かれていますので、各工程にこの指示書を渡していきます。

 

▶作業指示書は何枚くらいあるんですか?

 

毎日、各工程、平均30枚前後でしょうか。受注状況によって、多い時には200枚、300枚というようなこともあります。

 

▶すごい枚数ですね。作業指示書に変更が加わることもあるのですか?

 

もちろん、変更もありますし、急な案件が入った時は新たなものを割込みで入れてもらったりもします。そういう時は、図面と指示書をあわせて変更点について現場に説明をしにいきます。こういう時に、現場のみなさんに変更を快く引き受けてもらえるかどうかは、信頼関係ができているかどうかにかかっていますね。

 

▶だから日頃のコミュニケーションが大事なのですね。現在、生産管理部は6名ということですが、どのように仕事を分担されているのですか?

 

お取引先ごとに分担しています。なので、それぞれが一連の流れをすべて見ています。

 

▶2021年の春から1名、生産管理部に新入社員が加わったそうですね。彼女にもいずれお取引先を任せられるようにしていくのですね。

 

はい、まずは図面を読めるように、それから製造工程を学んだり、顔を覚えてもらったり、部のみんなで教えていきますよ。

 

▶成長が楽しみですね!ありがとうございました。

 

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こちらの記事にも鈴木さん、伊藤さんに登場してもらいましたので、あわせてご覧ください。おふたりとも中途入社ということで、他業種での経験や、栄光工業のイメージなどを伺いました。

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