《何つくってるの?#02》段積み機・段ばらし機・昇降機
シリーズ「何つくってるの?」第2弾は、段積み機、段ばらし機、昇降機といった、搬送機械をご紹介します。
ちょっと想像してみてください。物流センターで、コンテナやパレットなどに商品が載せられ流れていくところを。いくつかのポイントでは、重ねられていたコンテナやパレットを1つずつにばらしたり、逆に1つずつ流れてきたものを数段に積み重ねたり、それら持ち上げたり降ろしたりしています。
どんな大きさのものを運ぶかによって、サイズが異なる搬送機。当社では幅1~1.5m、長さ1~1.5m、高さはなんと2~7mと、様々な大きさのものを作っています。
自社のための設計図を
設計図を書くところから、組立まで一貫して自社で行っているのですが、各工程がスムーズに進むためには、やはり出発地点となる設計図が重要です。
当社が備える設備をうまく使った設計図でなくてはなりません。たとえば、板金を曲げるところでは、材料が設備の大きさに収まり、かつ、効率よく進められる大きさを想定して設計していくのです。こうして、当社に合った設計図をもとに、様々なパーツを自社で製造・加工し、組立部門へとバトンを繋いでいくのです。
ダイナミックな組立部門
当社には3つの工場がありますが、第3工場に組立部門があります。様々なパーツをクレーンなども使いながら組み立てていく様子、出荷を待つ完成品が並んでいる様子はとってもかっこいいですよ!
ところで、7mという高さの組立はどうやっていると思いますか?
実は、全体を3~4つに分割して、それぞれを組立て、最終的には、横向きに寝かせて繋げて完成させていきます。それから、トラックで納品先へ輸送する際はまた分割しています。ダイナミックな作業です。
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