《現場リレー#05》組立事業部
ブログシリーズ「現場リレー」では、製造現場の一連の流れを全6記事で紹介します。いよいよ完成品の工程の最後、組立事業部です。20代にして現場を率いて指導にあたる畠中さんに聞いてみましょう。
▶現在、新卒入社して6年目ですが、入社のきっかけは何でしたか?
学校は化学専攻で、製造ではなかったのですが、ものづくりには小さいころから興味があったので、工場見学にきたみたんです。組立事業部があることを初めて知りました。その時やっていた製品は、組立工場の1/3ほどの面積を占める巨大な完成品でした。それを見て、やりたいと思いました。
▶製造業の会社は県内に多数ありますが、組立事業部というのは完成品まで手掛ける会社でないと存在しない部門ですからね。組立のダイナミックさに惹かれたんですね。
はい、希望が叶って、入社当初から組立事業部配属になりました。その時は第3工場までしかなかったのですが、その後、組立の規模拡大で、第4・第5工場が開設されました。
▶第5工場新設時はとくに多くの方を採用しましたので、指導者として畠中さんが抜擢されましたね。
まださらに募集していますよ!未経験者でも問題ないです。というか、ライン製造ではなく、当社のように様々な完成品をやる会社自体がめずらしいので、組立の経験者は本当に少ないと思います。なので未経験の方をしっかり育てる前提でいますから、未経験者大歓迎です!
▶未経験から慣れてくるまで何年くらいかかるでしょうか?
ある程度、自分で判断して触れるようになるまで3年は必要ですね。がんばって育成します!
▶初心者はどんな仕事から始めますか?
まずは図面ですね。完成品の図面の前に、部品ひとつひとつの見方に慣れて、部品の寸法の測り方がわかるようにしたいです。前工程から部品が届いたときに、図面と部品を照合する「受入れ」という作業があるので、そのあたりの仕事から慣れていってもらいます。
▶その次はどんな仕事をしますか?
いよいよ組立に入りますが、ねじの閉め加減なども覚えていけるよう、丁寧に指示をしながらチームとして一緒に作業していきます。
▶何人くらいでチームを組むことが多いですか?
まちまちですね。10名のこともあれば、3〜4名のこともあります。期間も半年がかりの大型装置もあれば、1か月、1週間の小型のものもあります。
▶畠中さん自身は、どのくらいの規模の組立が好きですか?
個人的には2〜3か月スパンの大型装置が好きですね。様々な作業が含まれるので、経験ができて力量が上がると思います。新人の方にもよい勉強になると思います。
▶畠中さんの今後の目標は何ですか?
育成は一番ですが、次に採算面も理解して組立事業部全体をみれるようになりたいです。
▶第5工場には畠中さんがいますが、第3・第4工場の様子はどうですか?
未経験から入って、今では「任されちゅうな」という立場まで成長している人が数名出てきていますよ。
第3・4・5工場の組立事業部から、力強いメンバーがどんどん生まれることを期待しています。そしてなにより、人財募集しています!!
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