《何つくってるの?#05》ガラス板関連装置
シリーズ「何つくってるの?」第5弾は、ガラス板にまつわる様々な機械をご紹介します。
液晶パネルや半導体装置に使われる大きなガラス板(2~3m四方)を、洗浄したり、運搬したり、整列させたり、検査したり・・・とそれぞれの機能別に装置を作っています。
大きなものでは長さが10mを超えるものもあるんですよ!さらに、部品点数も圧巻の多さで、少ない装置でも1600点、多いものでは6200点にも及びます。
とにかく部品点数が多いので、抜かりがないか細心の注意をしながら、設計から加工、組立までの長い工程を乗り越えなくてはなりません。とくに、1枚の図面をもとに、ある部品を200点ほどつくる場合もあるので、出発点となる設計図の作成は間違いのないよう、チェックにチェックを重ねていきます。
そして最後は、なんと2/100mmという精度で組み立てるという関門が待ち受けています。測定器で誤差がないか丁寧に調べながら慎重に組み立てていくのですが、大型の装置をこの精度で仕上げるのはとっても根気のいる仕事です。
当社では、部品のほとんどを自社内で製造する場合が多いのですが、この装置に関しては、社外の協力会社の部品も多用しています。社内外ともに多くの人が密に連携しながら完成へと進めています。
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