《部門めぐり#02》不良品ゼロへの道 品質保証部
当社の工場見学に来られた方は、工場内の様々なところに掲げられた標語が目に飛び込んでくると思います。
「1個の不良が会社を潰す」
「品質は心なり」
などなど。
お客様から、「栄光工業からの製品なら間違いない!」と信頼いただけるように取り組んでいます。
しかし、日々何万点という部品を扱いながら、様々な工程を経て大きな機械を作り上げていくので、ミス無く進めていくことは容易ではありません。
そこで、重要な役割を担うのが品質保証部です。もちろん、各工程の部門も品質に責任を負っていますが、全体を統括しているのがこの部門です。
品質保証部の仕事とは
では、品質を保証する部門というと、どんな仕事をしていると思いますか?
まず思い浮かぶのは、お客様に不良品が渡ることが無いように、最終チェックを行い、不良品をはじくことではないでしょうか。
たしかに、それも大切な役割です。
けれど、最終チェック段階でようやく不良が発見されたのでは、その製品は作り直しとなるので、大きな損失ですよね。
だから、品質保証部のもう一歩進んだ役割は、不良品を出さないために、各工程を改善していくことなのです。
攻めの品質保証
製造業に限らず、仕事でも日常生活でもミスをしたときによく言われるこの言葉、
「気をつけなさい!」
これ、本当はミス防止には、役に立たない言葉ですよね。
気をつけているつもりでもミスが発生してしまっているわけですから・・・。
やらなければならないのは、どこにミスのもとが隠れているか突き止め、それを取り除くことです。
例えば、材料や工具の並べ方に落とし穴があるのかもしれませんし、前工程から次工程への受け渡しに問題があるのかもしれません。
各部門内でも、日々改善は行われていますが、全体を見渡している品質保証部だからこその視点で現場を観察し、現場とともに改善をしていくのがミッションです。
最終工程で不良をはじくための「待ち」の姿勢ではいられません!
現場と連携した「攻め」の姿勢で、どんどん工程に磨きをかけていきますよ!
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