栄光の人

《社風をひもとく#01》新しいことへ挑戦し続ける

サムネイル新しいことへ挑戦し続ける

当社は2019年6月から第40期が始まります。この記事で紹介するのは、現在、組立事業部を率いる社員のおはなし。勤続年数20年以上!つまり会社の歴史の半分に携わってきた人物です。

 

今でこそ、当社は金属総合加工企業として、設計開発に始まり、様々な加工を経て、塗装を施し、最後に組立を行って完成品を出荷するという一貫生産体制がとれています。

 

けれど、昔は自社内でできることは今よりずっと少なかったのです。今の一貫生産体制になるまで、新しい事業部を起ち上げ、設備を導入し、それを使いこなす社員を育成していくという道のりを一歩ずつ進んできました。

 

工場内の様々な設備をネットワーク化

「設備を使いこなす」というと、皆さんはどういうイメージを持ちますか?

ある1つの設備の、様々な機能を熟知し、使えるということでしょうか。

もちろん、それも大切なことです。けれど、ある1台の設備が動いても、工場全体にある様々な設備がひとつの大きな流れとして機能しなければ、製品をつくることはできません。設備同士の連携を考えていくことが重要なのです。

 

ここで、約10年前のエピソードを。

 

設備を動かすためには、加工内容のデータを設備に読み込ませる必要がありますが、かつては、フロッピーディスクを各設備に差し込んで読み取らせていました。同じ設備が数台あっても、1台1台読み込みを行っていました。(若い世代はフロッピーなんて、実物を見たことがないかもしれませんね。)

それでは時間がもったいない!

 

そこで、これらの設備を繋いでネットワーク化することで、1回の読み込みで作業を始められるようにしようと、自らLANケーブルをひっぱりまわして様々な設備を連携し、大幅に効率化を図ったのです。

 

新しいことへ挑戦し続ける楽しさ

時代が進むと、便利にできることはたくさん出てきます。けれど、一度やりなれた方法を手放し、新しいやり方を習得するのは、ちょっと大変ですよね。新しいものへの抵抗感はつきまとうものです。それでも、より効率的により高い品質の製品をつくっていくために、新しい方法に目を向けていかないと、たちまち時代遅れになってしまいます。

 

約10年前の設備のネットワーク化を担った社員は、

「新しいことを導入するのは楽しい!それが採算が合うようになるまでは苦しい・・・でも軌道に乗ってきたらまた楽しい!けれど、そのころにはまた新しい何かを求めて挑戦したくなる!」

と話してくれます。

 

現在の組立事業部は当社の中でもまだ新しい分野です。これからどんどん進化させていけると思います!

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