《社風をひもとく#02》C・C賞とM・M賞
当社では毎月1日に月刊社内報EMIE(エミー)を発行していますが、その紙面の一番下に「C・C賞」と「M・M賞」というものがあります。今回はこちらを紹介したいと思います。
これは毎月行われる表彰制度で、受賞者は表彰状と賞金がもらえるんですよ。
1人1提案を目標に提案書を各部門の責任者へ提出、そして責任者は部門内での優秀提案を改善委員会に推薦。委員会にて各部門より推薦された優秀提案の中から、全社での優秀提案が1~3個選ばれ表彰されるという仕組みです。
改善に次ぐ改善
C・C賞というのは、「Change・Challenge」の頭文字をとったもので、作業改善のための提案です。
たとえば、冶具を考案することで、作業の簡易化による作業時間が削減や、作業の安定化による品質のばらつき防止などに貢献した提案があります。また、意思疎通のスムーズ化として、部品の品番を統一ラベルにすることなどの提案もありました。
高機能な設備があっても、その力が最大限発揮されるための人間の知恵が必要なのです。
ミスを改善につなげる
M・M賞は「ミス・見つけました」の頭文字をとったもので、その名の通り、工程の中でミスを発見し、不良品を製造してしまうのを防いだ実績を表彰するものです。
様々な工程を経る中で、何重にもチェックが重なることでミスを見逃さない体制になっています。何度もミスが重なった場合はとくに、うっかりではなく、ミスになる原因が潜んでいるはずです。それが次の改善につながります。
1つミスを見つけて終わりにしないという姿勢・・・これについては、品質保証部に関するこちらの記事で取り上げましたので、ぜひ読んでみてくださいね。
改善によって変化しつづける工場
この表彰制度は長年続けていることですが、改善はやってもやっても無くなることはないものだと思います。こうして毎月、様々な目線で気づかれ改善が実行されることで、工場はいつも変化していっているのです。
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